心理学の国家資格を取るためにどんなことを学ぶの?

公認心理師という国家資格の誕生?

心理学は一般の方にも、専門的に学びたいという方にも人気のある学問です。2018年には心理士の国家資格である公認心理師の資格試験が開始され、3万人以上の方が受験しています。

公認心理師を目指すためには、大学と大学院で臨床心理学を専攻し、国家試験に合格する必要があります。ただしどの大学や大学院でもよいというわけではなく、公認心理師のカリキュラムを設置している学校を選択することが必須です。

心理学だけではなく色々な学問も学びます

公認心理師になるために、大学や大学院では幅広く学問を学ぶことになります。心理学は基礎心理学と臨床心理学に分かれています。基礎心理学では、人の生涯にわたる心や脳の発達を扱う発達心理学、記憶や思考について扱う認知心理学、対人関係におけるやりとりや人の行動について扱う社会心理学、人の脳とその疾患について扱う生理心理学などがあります。臨床心理学では、人の心の悩みや悩みに対する介入方法やカウンセリング技法などを扱います。その他にも精神疾患などを扱う精神医学や薬理学も幅広く学びます。

そして心理学は研究と実践の両方が必要な分野になりますので、統計や研究法などを学ぶことになります。実際に心理検査を作って試してみたり、人の脳がどのように機能しているのかということを色々な実験をしながら確かめるといった実験心理学も扱います。また心理学は福祉や医療といった分野に限らず、司法や教育など幅広い学問や分野と密接に関わります。そこで刑法や、ガンやアトピーなどといった基本的な身体疾患、福祉分野の法律なども学びます。

心理学の大学を探す場合、例えば教育学部では教育心理学や臨床教育などが学べます。また、個性を尊重する西洋の教育モデルや哲学など、心理学に類するコースも設置されます。